- LAOWA 12mm F2.8 Zero-Dは歪曲が極めて少ないレンズ - デジカメinfo
前回の記事 サイトロンジャパンでLaowaのレンズ貸し出しが始まったので、 レンタルして描写を確認しました。
Laowaの超広角、シフトマクロ15mmを持っているので、 それとの比較になります。
Laowa15mmの画質は全体的に若干解像度が低いのが不満の一つでした。
いつものチャート リアルレゾリューションで撮影。 ほぼほぼ同じ像倍率になるように気を付けて撮影。 15mm(F4 開放)
12mm(F2. 8 開放)
拡大(dead leaves)
左:12mm 右:15mm
中心付近は12mmのほうが解像度が高くなっています。 軸状色収差もほとんどない
絞った時。
15mm(F8)
12mm(F8)
絞ると15mmも改善しますが、12mmのほうが良い。 ・画像周辺部の画質確認 本当はビルの上などから撮りたいところだが、 ここまで広角レンズになると、 窓ガラスが周辺解像にかなり影響を与えてしまう ため、 開けたところで撮影しました。 リアルレゾリューションで撮影。
全体像
ホワイトバランスを同じにしていますが、色がかなり違います。 レンズのC CI が結構異なってるっぽい。 12mmの方がアンバー目で暖かい感じのレンズです。
画像右上
画像右下
画像左上
画像左下
レンタルしたレンズは若干、右端で片ボケが見られる。 3段絞れば気にならなくなるレベル、 また開放でも、端っこを少しトリミングするようにすれば問題なさそう。 気になるのは周辺光量落ちの方。 開放だとかなり気になる。
1段絞るだけでだいぶマシに。
総評として、15mmより全体的にクオリティが上がっていて お金があるなら超広角として持っていて損はない。
15mmとの比較作例(すべてK-1で撮影)
12mm
15mm
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LAOWA 12mm F2.8 Zero-Dは歪曲が極めて少ないレンズ - デジカメinfo
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8 Zero-D
本レンズは最短18cmまで寄ることができます。広角レンズでのマクロ撮影は、周囲の様子を残しつつ遠近感ある写真が楽しめる私のお気に入りの撮り方。綺麗なバラの花を見つけたのでギリギリまで寄ってみると、花びらの質感を綺麗に捉えつつ迫力ある写真になりました。周辺のボケも上品でです。
絞り:F2. 8 / シャッタースピード:1/10秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
絞り:F2. 8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
低い位置から見上げれば、広角レンズならではのパースが得られ、さらに距離を詰めれば、被写体が飛び出してくるような迫力ある超立体的な写真が楽しめます。
絞り:F2. 8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:800 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
照明の演出が美しいクラゲ水槽ではレンズ周辺部のパース効果もあって、宇宙生物のようにも見える面白い写真が撮れました。広角レンズは水族館の必需品になりそうです。
絞り:F4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:800 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
トンネル水槽も大迫力に捉えます。天井からは強い光が差し込んでいましたが、フレア等の発生もなくコントラスト高く捉えているのが分かります。
前玉が少し飛び出した超広角レンズによくある独特なフォルム。10群16枚とガラスがいっぱいに詰まった仕様にも関わらず、重さは約609gと意外と軽量なことに驚きます。
操作性も良く、綺麗な描写も確認できました。そして、カメラ補正無しでの歪みの無い画質。綺麗な直線を見るたびに「このレンズ凄い!」と感じます。
風景、建築などで活躍する超広角レンズですが、角度を付けたり接写することでいろんな演出が試せる楽しさもあります。皆様も是非一度お試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff
Home etc. 424:『LAOWA 12mm F2. 8 ZERO-D』
絞り:F2. 8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:400 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
2倍マクロレンズやアポダイゼーションフィルター内蔵レンズなど、特徴的なレンズをリリースする「LAOWA」からまた面白いレンズが発売されました。
『12mm F2. 8 Zero-D』は122°という広い画角を持ちながら歪みをほぼゼロにしたという大口径超広角レンズです。最近ではカメラ側で歪みを補正するレンズも多く、RAWで撮影すると「歪んでた」と、後でガッカリするレンズに出会うことがあります。一方で本レンズは、レンズ情報をカメラへ伝達する術を持たないため、素の力が試されます。早速その実力をご覧いただきましょう。
まずは東京駅丸の内のドーム天井です。8角形の天井から伸びる柱を綺麗な直線で描いてくれました。そして絞り開放からとてもシャープな描写をしているのがお分かり頂けると思います。
有名なこの場所はこの日も多くの方が写真を撮られていました。同じ場所で撮影をされたことがある方は、是非ともご自身の写真と見比べてください。
中国製のレンズは品質が良くないというのは過去の話。今では生産工場を中国におくカメラメーカーも多く、LAOWA製品も品質や描写力で遅れは取りません。
絞り:F5. 6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
室内撮影でも重宝する広角レンズ。コントラストが高い描写は窓越しの風景も綺麗に捉えてくれます。適度な重みのピントリングで操作もスムーズ。撮りたい時にサッと撮れる使い勝手の良さもあります。
絞り:F5. 6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 使用機材:使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D
屋上からの遠景撮影ではさらにその歪みのなさを体感することができました。向こう正面のビルも綺麗な直線です。カメラの画素数が向上し、トリミングしても十分な画素が得られる昨今、歪みの無い広角レンズは幅広い画角域を持つレンズとして活躍してくれることでしょう。
絞り:F2. 8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + LAOWA 12mm F2.
8 ZERO-D/Sony α7R III/12mm ■絞り優先AE(F5. 6、1/50秒)/ISO 100/露出補正:+0. 7EV ■WB:晴天/クリエイティブスタイル:ビビッド 最短撮影距離18cm、最大撮影倍率0. 2倍の寄れる超広角 ラオワの広角レンズは近接撮影に強い傾向にあるのですが、LAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dも類に漏れず、最短撮影距離は18cm、最大撮影倍率は0. 2倍となっています。当然、最短撮影距離の18cmは撮影像面からのなので、レンズ先端から被写体までの距離は思う以上に近くなります。 最大撮影倍率も0. 2倍を超えると一般的なレンズでも寄れると実感できる撮影倍率で約18×12cmの範囲、B6よりも少し小さな範囲を画面いっぱいに撮影できるわけです。メイン被写体に大きく寄って、背景は広い範囲を入れるような広角マクロ的な撮影も得意なレンズといえます。 ■LAOWA 12mm F2. 8、1/500秒)/ISO 100/露出補正:+1. 0EV ■WB:晴天/クリエイティブスタイル:ビビッド 最大の弱点である周辺光量落ちと、その対策 明るくて解像力も高く、近接撮影にも強いLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dですが、解像力チャートの撮影時にも周辺光量落ちの影響の強いレンズであることを予測していました。実際に周辺光量落ちのチャートを撮影するとF4. 0まで絞ると改善するものの周辺光量落ちが見受けられます。カメラ本体と電子接点を通じて情報のやり取りをして補正を行う純正レンズなどでは、撮影時にレンズの特性に合わせて補正するので、レンズの光学性能上は発生していても、ユーザーはその周辺光量落ちを気にする必要のないことが増えています。 しかし、そのような仕組みを持たないLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dでは、JPEG撮影時などにどうしても周辺光量落ちの影響が見受けられます。最近のレンズの設計のトレンドとしては、デジタルで補正可能な周辺光量落ちなどはレンズ光学系で補正せず、カメラ本体や後処理で補正するのが一般的です。周辺光量落ちが気になる可能性があるシーンではRAW画像も同時に記録しておきましょう。純正レンズなどのようにカメラ本体でリアルタイムに補正することはできないので、RAW現像時にAdobe Camera Rawなどで周辺光量落ちを補正するのがおすすめです。 絞り開放からの高い解像力をデジタル補正可能な周辺光量落ちを軽減するために使わないという選択肢はないと思います。小さくて軽くて、明るくて、絞り開放から解像力の高いレンズを実現するために周辺光量落ちはデジタルで補正する方向に割り切ったレンズと考えると、本レンズの魅力が際立ってきます。 ■LAOWA 12mm F2.
8 Zero-D レビュー2 »
| ・LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D レビュー2 »
8と比べてみよう。このレンズには、極めて顕著な樽状歪が確認できる。 トキナ11-16mm f/2. 8ズームも人気のあるワイドレンズだ。APS-Cカメラ用のレンズだが、フルフレームでも16mmでケラレないで使用できる。下はその比較だが、わずかに樽状歪が出ているのが分かる。 価格が高くなるが、ZEISS CP. 2 15mmも比較してみよう。さすがに$5, 000を上回るシネレンズだけあって、前出のレンズより優れていることは一目瞭然だ。しかし、Laowa 12mm f/2. 8に比べて広角域が多少狭いのにもかかわらず、まだわずかに樽状歪が出ているのが確認できる。 この結果からLaowa 12mm f/2. 8 ZERO-Dは樽型歪に関しては、極めて良好な結果を示していることが確認できた。しかし、他の光学特性はどうだろうか。 口径食(周辺光量落ち) 下の写真の左半分は絞りを開放にした場合だが、わずかに口径食が見て取れる。ただ、これはほとんどのレンズで共通している現象で、f/4以下ではほとんど出ない。右半分では、中心と周辺に明るさの違いはほとんど無いのが分かる。 シャープネス(キレ) 中心部分のキレは実に素晴らしい。 次に周辺のキレだが、上の写真はテストチャートの右上の部分を切り取ったものだ。絞りが開放ではキレが鈍っているのが分かる。しかし、f/5. 6やf/8ではかなりシャープだ。 まとめ 全体として、Laowa 12mm f/2. 8は、メーカーの宣伝文句に嘘はないと言えるだろう。このレンズはかなりワイドで、場合によってはワイドすぎるかも知れないが、歪曲が極めて少ないレンズと言える。建築物などを撮影する場合には、理想的なレンズと言える。また、ワイドレンズは手ぶれに有利で、ジンバルで撮影する場合は、極めて滑らかなショットが可能だ。このレンズは、キレが良く、堅牢で、コンパクトで明るく、そして光学的にも極めて優れた、理想に近い超広角レンズなのだ。 フィルターの溝が切ってあればなお良いのだが。また、価格に関しては、フルマニュアルのフォトレンズの割には高価と見る向きもあろう。しかし、人気のある他のレンズ、例えばキヤノンの11-24 f/4は更に高価だ。価格的にはタムロンSP 15 – 30mm / 2, 8 Di VC USDあたりが好敵手だろうか。このレンズは、手ブレ補正機能付きのフルフレーム対応ワイドズームレンズでお勧めできるものだが、Laowa 12mm f/2.
photozone に、LAOWAの超広角単焦点レンズ「LAOWA 12mm F2. 8 Zero-D」のEOS 5Ds Rによるレビューが掲載されています。
・ Laowa 12mm f/2. 8 Zero-D (Canon EOS) - Lab Test / Review
鏡筒は総金属製で、造りはフォクトレンダーのような定評あるブランドに匹敵する素晴らしいクオリティだ。フォーカスリングもスムーズに回転する。電子接点はなく完全なマニュアルレンズで、EXIFデータも記録されない(LAOWAによるとニコン用とペンタックス用は、絞り制御用のレバーが搭載されている)。
フードは着脱式だが、突出した前玉を守るために、常に付けたままにすることを勧める。
一眼レフ用の12mm F2. 8を、ソニーEマウント用の17mm F4のシフトレンズにするためのマジックシフトコンバーターが用意されている。コンバーター使用時には、最大プラスマイナス10mmのシフトが可能になる。
LAOWAはゼロディストーション(歪曲ゼロ)をうたっているが、これは若干の誇張がある。しかしながら、歪曲は1. 1%しかなく、この種のレンズとしては極めて小さい(このテストは非常に近い距離で行っているので、無限遠では歪曲はもっと良好かもしれない)。
周辺光量落ちは開放では-3. 32EVの非常に大きな値だが、これまでテストした超広角レンズでは、もっと焦点距離が長いレンズでも同程度の結果だった。F4に絞ると周辺光量落ちは-1. 84EVでかなり改善し、F5. 6以上では良好(F5. 6で-1. 22EV)になる。
解像力テストを行った5Ds Rはレンズに非常に厳しく、12mm F2. 8も良い点と悪い点が見られる。良い点は、中央の解像力が開放からズバ抜けていることで、中央近くの解像力も開放からしっかりしていて、絞れば非常に良好になる。悪い点は、周辺部と隅が開放では甘いことで、F4では周辺部は良好になるが隅はまだ甘い。しかし、F5. 6まで絞れば隅も良好になる。
像面の湾曲の影響がF2. 8とF4ではいくらか目立つが、それ以上絞れば問題はなくなる。
最初に手にした個体(これはプロトタイプだ)では偏芯の問題が見られたが、2番目の個体は最初の個体よりもずっと良好だった。
倍率色収差は周辺部で1ピクセル前後で、よく補正されている。色収差は一番隅の部分では、これよりも若干増える。
12mm F2.
明るく、小さく、軽い ■LAOWA 12mm F2. 8 ZERO-D/Sony α7R III/12mm ■絞り優先AE(F2. 8、1/1, 250秒)/ISO 100/露出補正:+0. 3EV ■WB:日陰/クリエイティブスタイル:ビビッド/オートHDR 今回、紹介するLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dは、中国安徽省合肥に拠点を置く中国新興系メーカーVenus Optics(安徽長庚光学)が製造する12mmで開放F値2. 8という明るい超広角レンズです。35mm判フルサイズフォーマット対応でキヤノン EF、ソニー AとE、ニコン F、ペンタックス Kマウントに対応するモデルがそれぞれ用意されています。 2018年1月時点でのVenus Opticsの調べでは、開放F2. 8での広角レンズであるにも関わらず、大きさは約Φ74. 8×82. 2mm、レンズ質量は約610g(大きさ、質量ともにレンズマウントにより変動あり)と軽量でコンパクトです。この軽くて小さくて明るいレンズは、特許取得済みの10群16枚のレンズ構成で特殊低分散レンズ3枚、非球面レンズ2枚を含む豪華なものになっています。 さらにレンズ名称にZERO-Dと明記されているように、超広角レンズでありながらディストーション(Distortion:歪曲)が極めて小さくなるように設計されているそうです。 ■LAOWA 12mm F2. 8 ZERO-D/Sony α7R III/12mm ■絞り優先AE(F8. 0、1/400秒)/ISO 100/露出補正:+1. 0EV ■WB:晴天/クリエイティブスタイル:ビビッド 明るくてコンパクトで軽量、しかも歪曲が少ない超広角レンズというと自然風景の撮影はもちろん、星空の撮影や建築写真など、さまざまな分野の撮影で多くの方が期待するレンズといえます。 また、レンズの造りも非常に良くできています。長く使うレンズになることを考慮してか、耐久性を重視したというLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dは金属製のレンズ筐体を採用しています。同じような質感の金属製のピントリングや絞りリングのスムーズでなめらかな動き、適度な操作トルクも非常に気持ちのよいレンズです。撮影することが楽しくなるレンズといえるでしょう。 良いこと尽くめのLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dですが、弱点が無いわけではありません。そのひとつは、カメラとの情報をやりとりするための電子接点をもたないフルマニュアルレンズであることです。ピント合わせはもちろん、開放測光も行われません。そのため、一眼レフでは絞り込んで撮影すると光学ファインダーが暗くなるという現象が起きます。 また、最近では一般的なカメラ本体とデータをやりとりしてリアルタイムで画像を補正するといったことも行えないわけです。ある意味、レンズ自身の光学性能だけが頼りのレンズともいえます。そして、最大のハードルが2020年1月の原稿執筆時点で、実勢価格が約10万円を超えるかなりいいお値段のレンズであることです。 ■LAOWA 12mm F2.
8 ZERO-D/Sony α7R III/12mm ■マニュアル露出(F2. 8、10秒)/ISO 250 ■WB:色温度・3, 200K/クリエイティブスタイル:ビビッド 12mmの超広角でぼかすならF2. 8がおすすめ 開放F値2. 8とはいえ、超広角の12mmレンズのぼけに期待する人が、どれだけいるかは疑問です。 しかし、最短撮影距離が18cmと短いこともあり、ぼけディスクチャートの結果からはLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dがぼけにもある程度の配慮がされていることが見てとれました。2枚の非球面レンズを採用しているため、ぼけディスクのなかには同心円状のシワ(玉ねぎぼけ)が発生することがあるものの、超広角レンズとしてはザワつきが少ない傾向です。 また、7枚羽根の絞り羽根を採用していますが、開放F2. 8の中央付近では真円に近い形のぼけが得られます。ただし、F4. 0などに絞るとぼけの形が7角形になるので注意してください。12mmの超広角なので積極的にぼけを楽しむようなレンズではないですが、ぼけが発生するシーンでは開放のF2. 8をおすすめします。 ■LAOWA 12mm F2. 8、30秒)/ISO 2500 ■WB:色温度・3, 200K/クリエイティブスタイル:スタンダード 驚くような高い解像力が魅力のLAOWA 12mm F2. 8 ZERO-D 超広角レンズの周辺部分は、ある程度解像しないのは仕方ないのが常識ですし、私もそう思っていました。そのため、LAOWA 12mm F2. 8 ZERO-Dの開放F2. 8での解像力チャートを結果があまりにもしっかりと解像していることに驚き、3度も撮影したわけです。 単焦点の12mm(画角約122度)は、光学性能を追求すると、ここまで解像するということを教えてくれたのが、このレンズです。素直に驚きの結果といえます。マニュアルフォーカスのみで、開放測光も行われないフルマニュアルレンズです。 しかし、私が撮影に使用したのはソニー Eマウントのミラーレスカメラ用だったため、開放測光が行われない影響はありませんし、マニュアルでのピント合わせもピーキングの併用で被写界深度の深い超広角のため苦になることはありませんでした。最も気になったのは、デジタルで補正することを前提とした周辺光量落ちです。今回の記事に掲載した写真はすべて補正なしのJPEGデータになっていますので、これで気になる方は撮影後に補正を行うことをおすすめします。 カメラによる補正なしでの圧倒的な解像力と歪曲の少なさなどは、驚きのレベルです。価格も含め、誰にでも勧められるレンズというわけではありませんが、高性能な超広角がほしいと考えている方なら、ぜひ性能を確認してほしい1本になっています。
8の価格は949ドルで安いレンズではないが、EF14mm F2. 8に比べればずっと安価だ。Samyangの14mm F2. 8はもっと安価だが、歪曲が極めて大きい。シグマの12-24mm F4. 5-5. 6は価格は同程度だが、暗く光学性能も少し劣る。
超広角レンズの性質として隅まで均一な画質は期待できず、開放では周辺部は甘いが、中央の画質は、開放から見事という他はない。絞れば周辺部も改善し、良好~とても良好のレベルに達する(5Ds Rによるテストでは、非常に高性能なEF11-24mm F4Lでさえ苦戦しているのを心に留めておいて欲しい)。
歪曲はLAOWAが主張するゼロでは無いが、それに近く、ライバルよりも小さい。鏡筒は非常にコンパクトだが、金属鏡筒なので609gとやや重い。広角レンズは製造が難しいが、LAOWAが価格に見合った品質管理をしてくれることに期待したい。
12mm F2. 8はゼロディストーションをうたうだけあって、超広角としては歪曲が極めて小さいので、建築物の撮影に重宝しそうですね。
解像力は周辺部・隅が低く見えますが、photozoneの5Ds Rのテストでは、評価の非常に高いレンズでも周辺部はかなり低い値がでることが多いので、12mmの大口径レンズでこれだけ解像していれば十分という印象です。